電池切れ
頭の傷の治りは早く、あと来週の火曜日にもう一度行けば、そこでもう「ホチキスの針」が抜けるそうだ。それはよかったのだが、不測の事態と未知の経験による緊張がふっと解けたらぐったりしてしまって、今日はめずらしく会社からまっすぐ帰宅した金曜日だったのに、今まで何もできなかった。
『シュガーな俺』初校の残りの部分も届いている。「残りの部分」というのは、主として図表だ。文字だけだとうまく伝わらないであろう部分があるので、いくつか図表を導入することにしたわけだ。もともと、エンターテインメント小説でありながら「実用書の役割も兼ねる」というコンセプトで企画を立てたものだったので、これはいかにもそれらしい要素になるだろう。
初校のゲラは、本文部分も含めて、実はまだ手つかずだ。日曜には発送しないと間に合わないスケジュールなので、明日、どうにかするしかない。まあ、大きな問題はなさそうなのでなんとかなるだろう。毎週土曜日、僕にしてはめずらしくほぼ毎回欠かさず熱心に観ていた番組(アニメの“BLOOD+”)も、先週最終回だったし。
そう、その“BLOOD+”と言えば、「僕にしてはめずらしくほぼ毎回欠かさず」というのは一種のレトリックであって、正確には、「そもそも連続ドラマなどのように続き物を毎週放映するという形態の番組を律義に毎週追っていくという観方をする習慣がほとんどないこの僕が、めずらしく“毎週追っていこう”という姿勢を最初から最後まで示しつづけた」ということなのだ。
実際には、なにか予定が入っていたり、たまたま忘れていたりして、たぶん3回に2回くらいしか観ていないと思う。それでも、わざわざ録画してまで全部観ようとはしなかったということだ。ちなみにあの番組の場合、放映後、翌週の放映時まではネットで「何度でも視聴できる!」というサービスがあって、当初は「デビッド」がシブい声でそれを宣伝していたのだが、そのサービスは実はMacユーザーには利用できないもので、でもそんなこと言ってくれないから僕は入会してしまって、入会してからそれに気づいて、どうしてもっと大きく書いといてくれないんだろう、「デビッド」だって、「ただし、Macユーザーの諸君には、このサービスは利用できない! 十分に注意されたい!」とか呼びかけておいてくれてもよさそうなものを、などと思い、でもだったら使えもしないサービスのために月額いくらだかを払っていくのは無駄なので退会しようと思ったら(以下略)
ダメだ、なんか疲れてるととりとめがなくなってしまう。自分で読み返してみて思わず目をみはるほどダメな文章だ。これでは本来言いたかったことにいつまで経っても辿り着けない。たぁ〜どぉ〜りつぅ〜けない、此処に欲しい腕や髪や首筋。貴方の嫌う生温い雨に濡らされてゆく(椎名林檎)。
今日はもうおとなしく寝よう(努力目標)。
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