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2006年10月10日 (火)

サイン本とワイン

 会社帰りにフラリとジュンク堂書店池袋本店に寄って、もうすっかり顔なじみになっている3F文芸フロアのK海さんをつかまえ、『忘れないと誓ったぼくがいた』の在庫十数冊にサインを書かせていただく。あそこにサインを書きに行く際は、いつも4Fのカフェコーナーに隣接した個室に通され、飲み物をごちそうしてくださる。そして僕はいつも、グラスワインの赤を頼んでしまう。いろんな意味でダメ人間だなと思う。

「高校生の頃、80キロカロリーダイエットっていうのが流行っていて、ちょっとやってみたんですけど、よくわからなくてやめちゃったんですよ」とK海さん。
「ああ、それはきっと、基本的に食事療法と同じだと思います。80キロカロリーっていったら、食事療法における“1単位”ですから。ぜひ、『シュガーな俺』を読んで勉強して再挑戦してみてください!」

 いや、本当にそうなのだ。「食事療法」(本来は「食餌療法」)というのは、"diet"の訳語なのだから。もとは同じものなのだ。いわゆる「痩せるダイエット」の方が、「食事療法」の応用なのだ。

 その『シュガーな俺』書籍版だが、発売(10月20日)以降の世界文化社によるプロモーションについて、懸案になっていたことがバタバタと決まってくる。いよいよ秒読みという感じだ。

 一方、たびたびの改稿で刊行が伸び伸びになっていた『冥王星パーティー』については、最新バージョンを読んだ新潮社担当Gさんより、「すっごくおもしろかった」との評をいただく。まだ多少の微調整は必要になると思うが、今度こそどうにか本にできそうな雰囲気だ。原稿を何度も直していると、しまいにはよしあしの判断が自分ではつかなくなってくる。今度もダメ出しされたらどうしようかと思っていたので、かなりホッとした。

 それにしても、長かった。書きはじめてからここまで来るのに、1年8ヶ月もかかってしまった。その間に、なんだかひどく歳を取ってしまったような気がする。
 

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コメント

『シュガーな俺』発売が迫ってきましたね。今から楽しみです。そして遂に『冥王星パーティー』も! どんな話なんでしょう。妄想が広がります。
ところで、K海さんというのは『書店繁盛記』にも登場された小Kさんですよね? 先日の飲み会といい、地方の書店員には羨ましい限りです。
因みに、お酒はグラスワイン以外に何があるんでしょうか?(僕もダメ人間かも知れません)

投稿: kenkaian | 2006年10月10日 (火) 23時37分

あ、その小Kさんです、おそらく。いえ、『書店繁盛記』は未読なんですが、そうかーK海さんはそんな有名人だったんだ!
カフェコーナーのお酒は、たしか赤白のワインだけだったかと……。なんか、最初になんとなくワインを頼んで、それ以降自分の中でそれがデフォルトメニューになっちゃってるので、あまり意識してメニューを見たことがないのですよ(笑)。
『冥王星パーティー』、「妄想」を悪い意味で裏切る肩透かしな話でなければいいのですが……。まだちょっと先ですが、よろしくお願いいたします。

投稿: 平山瑞穂 | 2006年10月11日 (水) 00時07分

あ、書影がでていますね。
なんだかかわいらしくて、手に取りやすそう。楽しみです。

投稿: ダレカ | 2006年10月11日 (水) 00時46分

あっほんとですか? それはよかったです。ほっとしました。
いやー、最初に見せられた案が、あのタルトが4倍くらいデカくて、全面にピンクのアミかけがしてあるみたいなド派手なやつで、僕自身はすごくポップでいいなと思ってすっかり気に入ってしまっていたので、書影と同じ最終決定案を見たときにはちょっとショックだったんですが、最初からこれだったらそれはそれで気に入っていたと思います。

投稿: 平山瑞穂 | 2006年10月11日 (水) 01時24分

先程、『シュガーな俺』を予約しました。23日か24日に届くみたいです。ちょっと愚痴を書いてみます。1500円以上なら送料が無料なのに、『シュガー』は1470円で30円足りない。専業主婦の私としては思わず、世界文化社さん1500円にしてくれれば良かったのに……と呟きましたよ(笑)。多くの人が手にとって購入して下さるといいですね。
表紙(書影と言うんですか?言葉を知らなくてすみません)は、思ったよりもあっさりしていると言うか、でもタイトルがとても大きく目を引くのでは。
最初の全体的にピンクでポップなものだと、中高年の男性が手に取るのをためらいそうですが、最終的な表紙ならどなたでも大丈夫そうな気もしますよ。
主人は私がネットで『シュガー』を読んでいる事も、ましてや書き込みをしている事も知らないのですが、本が届いたら絶対に読んでもらおうと思っています。大好きな主人に、もっと病気の事を知ってほしいですからね。

投稿: えぞりす | 2006年10月11日 (水) 17時05分

おお、もう予約してくださったのですか、ありがとうございます! そして、ギリギリのところで送料をお支払いいただくハメになってしまい、申し訳ございません(笑)。逆に出版社としては、「¥1,500を超えるか超えないか」が、ハードカバーの単価としての「手ごろ感」を醸すにあたっての分かれ目みたいなところがあるのでしょうね。Amazonなどのネット書店もそれをわかっていて、つまり、いっぺんに2冊以上買わせようとして、送料要不要の境目をそこに設けているのではないでしょうか。
表紙は、そうなんですよ、年齢性別を問わず、という観点から見ると、現状がいいんですよね。できるだけ広い層の方に読んでいただきたいし。
旦那さんのことを「大好き」と言い切れるのは素敵ですね。ぜひ、読んでいただいてください!(←日本語として正しいでしょうか。「読ませてあげてください」ではエラそうな気がして……笑)

投稿: 平山瑞穂 | 2006年10月11日 (水) 19時53分

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