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2006年10月 8日 (日)

センスの違い

 妻と2人、遅い出発で国営武蔵丘陵森林公園に向かい、2時間ほど過ごして帰途に就く。そんなんでも、ゴールデンウィークに「日光猿軍団」を観に行って以来の夫婦行楽だ。双方とも本当に忙しくて、機会をなかなか作れない。

 そろそろ出口へ向かおうとして、妻がトイレから出てくるのを待っている間、近くの芝生で、おもちゃのテニスラケットで遊んでいるカップルに目を奪われる。特に、女性の方。たぶん25歳前後だろうと思うのだが、まず服装が、こういうアウトドアな環境におよそそぐわない。深い前スリットが入った、わりにタイトなオフホワイトのワンピースに、焦茶色のアンクルブーツ。男性の方も、妙にシャキッとした濃紺のジャケットを羽織っている。

 で、テニスラケットを持っているといっても、2人でひとつのボールを打ち合うというよりは、ちょっと離れたところでそれぞれ別のボールで遊んでいる。しかし、ときどき女性の方が、ラケットを抱えたままスキップしながら男性の方に駆け寄ったりしている。その、なんというか、年齢に似合わぬはしゃぎっぷりが、森林公園という空間では異彩を放っている。

 後で、駅に向かうバスに乗ったら、すぐそばの席に彼らがいた。間近に見ると、どうも日本人ではないらしい。話している言葉は聞こえなかったので確信は持てないが、男性の方の髪型やメガネのセンスから推測するに、韓国人っぽい雰囲気だった。それでなんとなく、納得がいった。芝生の上ではしゃぐ彼らのあの感じ、あれは日本人の感じではなかった。服装がアウトドア風でなかったのは、もしかしたら、宿泊先である東京のホテルから、日帰りで行ける軽い行楽スポットとして突発的にここを選んだ結果だったのかもしれない。

 そういえば、去年の暮に旅行で沖縄に行ったとき、首里城などいくつかの場所で、何度か不思議な恰好の女性を見かけた(同じバスツアーの別のバスに乗っていたようだ)。ある男性と新婚旅行っぽい雰囲気で連れ立っており、顔立ちは思わずはっと目をみはるほど可愛いのだが、服装が不思議なのだ。

 タオル地のジャージ(?)の上下。しかも全面ピンク。少なくとも、旅行に行く際にそういう恰好をしている女性というのを、僕はほかで見たことがない。不思議だなぁ、と思っていたところ、たまたま近くを通りかかったら、彼女は中国語をしゃべっていた。

 なまじ顔立ちが似ていて、ちょっと見には日本人と見分けがつかないだけに、ちょっとしたふるまいとか、着ているもののセンスなどがあからさまに異なっているという事実に、軽い幻惑を覚えてしまう。

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