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2007年1月 2日 (火)

里帰り

 毎年、1月2日には、妻を伴って川越の実家に行くことになっている。変に近いとかえって足が遠のくもので、よくよく考えると去年はまさに1年前、年始に行ったきり一度も足を運んでいない気がする。

 実家に行くときの楽しみは、飼われている3匹の猫に会うことだったが、オスの2匹はあいついで姿を消し、最後に残ったメスの1匹も、うちの無為が死んだ後を追うようにして、昨年の年内に息を引き取ってしまった。実家の敷居をまたいだら、つい2週間ほど前に死んだ三毛猫の遺影と遺灰が玄関のゲタ箱の上に並べてあり、いきなり焼香をする運びとなった。日だまりの中で幸せそうに横たわっているいい写真だった。

 昨年末は、ずいぶんあちこちで『シュガーな俺』が紹介されたので、それらの記事のコピーを携えていった。『dancyu』に載ったインタビュー記事の写真を見るなり、父が「いやらしい! この写真はイヤだ!」と叫んだ一方、母の方は、「あら、いいオトコに写ってるじゃない」と言った。男と女で評価が分かれる写真なのだろうか。妻いわく、「酔っぱらってるときによくこういう顔をしているよ」。酔っぱらってるときか……。

 実家にはパソコンも携帯もないので、このブログを直接、両親が見る気づかいはいらない。しかし、昔、お向かいさんだったK家の人々は、どうもマメにチェックしてくださっているらしく、父母のことを書いたりするとそこから伝わってしまうので、あまりうかつなことは書けない。……と書いているこの内容も、そのうち伝わってしまうのだろうな。

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コメント

ぷくくく(笑)。『dancyu』のお写真、あれは「夜」という感じでしたものね。「日中はカタギのサラリーマンをやっているけれど、実は作家!」という感じ、あるいは「日中の社内にこういう男性がいたら色っぽくて困っちゃうけど、夜に飲みに連れて行ってもらうなら……(ポッ)」という感じでしょうか。

個人的には、『25ans』2005年3月号か『Invitation』2006年4月号のお写真が写りがよいと思います。そう思って受賞時の読売新聞や小説新潮と比べてみると、やっぱり「カタギ度」というか「一般人度」、あるいは「業界人度」のようなものが違うような気がいたします。
これはセンセイの取材慣れもあるでしょうし、取材する側の人間性のようなものもお写真(記事)に反映されているのでしょうね。

引き続き要チェックです。

投稿: ダレカ | 2007年1月 3日 (水) 02時38分

あ、そうだ、追加ですが、NOGIさんのお撮りになったお写真と、浴衣姿のお写真もよかったですね。どうもわたしはサラリーマン風というか真面目な感じというか、普段の自然な姿というか、そういう雰囲気が好みのようです。

投稿: ダレカ | 2007年1月 3日 (水) 02時50分

『25ans』と『Invitation』の写真は、自分でもけっこう気に入っています。でも『25ans』のときは、「女性誌だから、もっと優しい表情で!」とカメラマンの人にさんざんディレクションをされて、何十枚も撮った結果あれになったという、なかなかたいへんな撮影だったのです。どうも僕は、自分の笑っている顔が好きでないあまり、撮影のときは意識しすぎて仏頂面みたいになってしまうらしく(笑)。取材そのものにはもうすっかり慣れましたが、撮影には今ひとつ慣れることができません。
ただ、ひとつ言えることは、まさにダレカさんがおっしゃるとおり、取材する側、撮影する側が僕という人間をどう捉え、どう見ているかが、否応なく反映されてしまうものなんだろうな、ってことですね。
NOGIさんのあれは「仕事帰りの疲れたサラリーマン」って感じでしたが、逆にそれが自然でよかったのでしょうか。

投稿: 平山瑞穂 | 2007年1月 3日 (水) 16時13分

平山さんは元々いい男だから写真はどれも良く写っていますよ。写真写りの悪い(元が悪い)僕にとっては羨ましい限りです。なので昔から写真を撮られることは好きではありませんでした。
取材慣れって言葉、なんかかっこいいですね!
僕もそう言ってみたいですけど何の取材を受けるんだか。(笑)

投稿: ゾーン | 2007年1月 4日 (木) 19時32分

こちらでは今年初めての書き込みなので、今年も宜しくお願いします。
どんなお写真なんだろう?興味津々なのですが、私は雑誌類を読まないので、頭の中で想像しています。あの吾郎ちゃん似のお顔がいやらしい??お顔になるとは…?
以前、聞いた話なのですが、写真写りの良い人は“平面美人”といい、実物の方が良い人は“立体美人”と言うそうです。最近、写りの悪い私は、写真を見ながら「私は立体美人だから仕方ないなぁ」等と自分で慰めています(笑)。
ゾーンさんの書き込みを読み、思わず笑っちゃいました。取材慣れという言葉で思ったのですが、平山さんは緊張したり、余り親しくない人といる時、沈黙が続いても平気ですか?私は、沈黙が苦手なのでひたすら話題をみつけてしゃべり続けます。楽しい時は勿論しゃべり続けるので、私の事を表面的にしかしらない人は、よくしゃべる元気な人だなぁと思っているみたいです。
でも、本当は気を遣っている(つもり)のでドッと疲れますよ。

投稿: えぞりす | 2007年1月 5日 (金) 16時57分

> ゾーンさん
いやいや、そんなカッコよくないですし。それにやっぱ、「自分的にいい・悪い」ってあるじゃないですか。写真によっては、記事になっていても二度とそのページを開きたくないときとかありますよ(笑)。それにゾーンさんだって「元が悪い」なんてことはありませんよ。去年お会いしたときも、それまでのお話から、失礼ながら正直、もっといわゆる太ってる人を想像していたので、一瞬「えっ?」と思ったほどですよ。

> えぞりすさん
はい、あらためまして、今年もよろしくお願いいたします。
「平面美人」「立体美人」、初めて聞く言葉ですが、それぞれなんとなくわかりますよ。「立体美人」の人というのは、たぶん、実物を前にしたときに、気立てのよさとかが雰囲気となって表情に彩りを添えているんだと思います。「この人はきれいだなぁ、可愛いなぁ」と思っている人を写真に撮ったら意外にそうでもなくてがっかりしたり、第三者にそのきれいさを伝える際、写真だけではわかってもらえなくてもどかしく思ったりすることって、けっこうあるんですよね。
ちなみに僕は、よっぽど親しい相手でないと、沈黙が耐えられない方です。「ドッと疲れる」その感じ、非常によくわかりますよ。端からはそうは見えないだろうし、逆にそう見えてしまっていたとしたら、気遣いとしては失敗だったってことになっちゃうんですけどね。

投稿: 平山瑞穂 | 2007年1月 5日 (金) 20時00分

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