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2007年2月10日 (土)

15年ぶりの変更

 某保険会社から、「ご契約内容変更のご案内」というハガキが届いている。その保険会社に関しては、掛け捨てのがん保険にしか加入していないはずだし、その契約内容を変更した覚えはまったくない。何ごとかと思って圧着部分を剥がしてみたら、以下の文言が……。

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 お客様のご契約は「団体(集団)取扱」となっておりましたが、現在お客様が右記団体(集団)に所属されていることが確認できませんでした。このため、変更日より団体(集団)取扱から個別取扱へ変更させていただくこととなりました。
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 該当の「集団名」として印字されていたのは、「コンピュータソフトウェア○○会」。ああ、と思った。そういえばこのがん保険は、新卒で入社したパソコンソフトの制作会社で人事担当者から勧められて、会社が所属する弘済会経由で加入したのだった。1年2ヶ月しか在籍しなかった会社だ。

 退職するとき、「あれはどういう扱いになるのかな」という思いが一瞬頭をかすめたことを覚えている。本当なら、その「コンピュータソフトウェア○○会」を自分がすでに脱退したことを自ら申告して、個人取扱に替えてもらう手続きを取るべきだったのだろうが、僕はそういう類いのことを異常なまでに面倒くさがるタイプなので、結局そのまま放置していたわけだ。

 しかし、その会社を辞めたのは、もう15年も前の話だ。15年間、保険会社側が放置していたというのもすごい話だ。まあ、保険料は自動引き落としで、延納したことは一度もないので、気づきようもなかったのかもしれないが。タイムカプセルを開いたかのような、ちょっとした幻惑を引き起こすできごとだった。

 ところで今日は、去年の秋からだいたい月イチのペースで通っている美容院に行った。電話で予約を取る際、店主のAさんが、「平山」と名乗るだけでいつも即座にこの僕だと識別できるのはなぜなのか、と不思議に思っていた(「じゃあ今日いらしたら、『ラス・マンチャス通信』にサインをお願いしますよ」などと言ってくれるのだ)。今日、そのあたりを訊いてみたら、現在、「平山」姓のお客さんは僕を含めて5人いるとのことだが、「声のトーンでわかる」のだそうだ。

 基本的に、お客さん(約500人)のプロフィールは頭に入っていて、前回、何を話したかも覚えているという。たまにしか来ない人だったりすると、名前が一瞬出てこないことなどはあるが、その人がどういう人かは覚えているそうだ。すごい才能だな、と思う。僕はもともと人の顔や名前を覚えるのが苦手で、会った人のことも会う端から忘れていってしまうので、この仕事は自分には無理だな、と思った。

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これって普通にモザイクでしょ(笑) [続きを読む]

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