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2007年2月27日 (火)

ヤバい人

 まさに昨日、NHK大阪に出演したときのビデオが来ないと書いたばかりだが、今日、世界文化社経由で、ていねいなお手紙つきでDVDが届いていたので、それは断っておかねばならないだろう。ただ、今日はなんだかまだ観る勇気がない。明日に持ち越そう。

 さて、今日は小学館文芸のMさんと書き下ろしについて新宿で打ち合わせだった。当初6月刊行を目指していたが、6月はちょっと無理だ。今のところ7月を目指しているが、8月にずれ込む可能性もある。しかしそれ以上遅くなることはないだろう。でもね。たぶん。きっと。

 それはそれとして、Mさんは前々から僕の『ラス・マンチャス通信』を絶賛してくれていて、今日もあらためて言われた。

「こうしてお会いして話してると、平山さんって普通の人じゃないですか。でも最初、『ラスマン』を読んだとき、『この人絶対ヤバい人だ』って思ったんですよ。ヤバすぎですよ。だって、おかしいですって! 普通あんなの書きませんよ! まあ、今こうしてお話している平山さんも、一見普通に見えて、本当の姿は違うのかもしれませんけど」
「そうですね、現在の僕の社会的なふるまいは、時間をかけて獲得していったものなんですよ。『ラスマン』を書いたのは、あれが本になる10年くらい前でしたけど、その頃は本当にヤバい人でした」
「なるほど、順応していったんですね」
「そうそう、書いた当時はあれが素だったんですよ」

 そういえばMさんは、初めて予備的な打ち合わせをした際、「『ラスマン』は大好きだけど、この作者には会いたくないと思ってました。すっごい変な人にちがいないと思ってたので」と言っていた気がする。

 いや、実際に僕は「変な人」なのだ。ただ、どんな変な人であっても、社会的に是認されうるインターフェースを持つことは可能なのだ。そして、わざわざ苦労して獲得したものであるからこそ、僕はそのインターフェースにこだわるのだ。これは、生まれながらにそういうインターフェースを持っている人にはわかりづらい心理なのではないかと思う。

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