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2007年3月15日 (木)

表紙に恵まれて

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 4作目、『冥王星パーティ』の見本が10冊届く。何度見てもこの装幀は素晴らしいと思う。どうせ近々Amazonへのリンクを貼ることになるが、発売まで1週間というこの段階になってもなぜかまだページが表示されないので、とりあえず写真で紹介しておこう。

 過去3作も含め、概して僕は表紙に恵まれていると思う。名前が知られていなくても、ジャケ買いしてくれる人が一定量の割合で存在している気がする。しかし月々これだけ多くの本が出版されている現況では、ジャケットの力だけで広げられるシェアはたかが知れている。ああ、いけない。またネガティブな思考に陥っているぞ。

 さて、今日は「野性時代」に掲載される短編のゲラもFAXで届いていた。思えば、雑誌に小説作品が掲載されるのはえらく久しぶりだ。今や幻の作品となりつつある、「SFマガジン」にとびとびに掲載された2編の短編以来だ。

「SFマガジン」が載せてくれるかどうかはともかくとして、どっちかというとそっち向きの作風になるであろう短編のアイデアが3つ4つ頭の中に浮遊している。暇を見つけて書こうと思いながらもう1年以上が経過している。だれか俺に暇をくれよ。だれか俺に暇をくれ。(※甲斐バンド「地下室のメロディ」の節で)

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コメント

ターザン(また)立読みしました。確かにブログの写真より男前(アンパンマン線も無く)でした。(年上の男性に言われてもうれしくないですよね・・)冥王星パーティいよいよ発売ですね。楽しみです。サイン会とか無いのでしょうか?

投稿: masaya.h | 2007年3月15日 (木) 23時02分

いえいえ、相手の方の年齢性別を問わず、褒めていただければ嬉しいですよ……(笑)。
サイン会の予定は、すみません、ないんです。というか、まだ時期尚早でしょう。今やっても、閑古鳥が鳴いていたたまれない状態になるのがオチかと。卑下するわけでなくて、僕ほんっとに無名ですから。

投稿: 平山瑞穂 | 2007年3月15日 (木) 23時56分

おお、これまた素晴らしい装幀ですね!
流石は新潮社装幀室!
『ワスチカ』(40冊弱、文芸書としては相当な数です!)より沢山売りたいです。頑張って頑張ります。

投稿: 狷介庵 | 2007年3月16日 (金) 00時06分

いよいよ後一週間なんですね!楽しみにいております。
本を読むのも楽しみですが、好きな作家の本を全部コレクションするのも楽しみなんです。

ところで前にも書きましたが、だんだん有名になられて手の届かない存在になるのも寂しい気がします。現に、ブログのコメンター(?)も増えてるじゃないですか!
でも、サイン会も楽しみです。っていうかお会いできる機会がないじゃないですか、そういうのがないと。

投稿: | 2007年3月16日 (金) 00時13分

> 狷介さん(←結局間違えている)
「ワスチカ」そんなに売れたんですか! いや〜、今回もぜひぜひお願いいたします。頑張って頑張りつつ頑張ってください! 僕も頑張って頑張って頑張りながら頑張って(以下略)

> 香さん
これからもどんどん本を出しますよ。ずっと香さんがついてきてくださればいいんですけど……。
コメンター(これいい表現ですね・笑。「コメンテイター」っていうのもなんか変だし)の方もたしかに少しずつ増えてきてはいますが、いやー、まだ当分はこの調子じゃないですかね(と、控えめに見積もっておく)。
でもいつかサイン会とかの声がかかる身分になりたいです。そして生香さんともお会いしたいものです。

投稿: 平山瑞穂 | 2007年3月16日 (金) 01時18分

ターザン男前です! 男前って品格があってすきな言葉です。
お写真でも素敵な装幀ですね。楽しみです。
横須賀の海上自衛隊行ってきました。巨大なミサイルが目の前でヒョイって180度回転してました。

投稿: りりこ | 2007年3月16日 (金) 10時26分

あ、いいですネ!私こういうの好きです。
ついでに「冥王星」という単語?が何故か好きで不思議だったのですが、最近ようやくその理由が分かりました。こういう事もあって今回凄く期待?しているので心に感じるものがたくさんあったらファンレターを送っちゃうかも(笑)

実は『シュガ俺』の連載を読み始めた時に、もしかして、もしかしたら、私と同じタイプだったら連載を読み終えた時にファンレターを送ろうと密かに計画していて、コメントを送るつもりは全然なかったんです。そしたらある日急に気が変わってコメントを送ることになったのですが、でもこの時だけだと思っていたのでHNも適当につけました。それなのに計画とは裏腹にあんなにたくさんのコメントを送りつける事になってしまい自分でもだんだん訳がわかんない状態に・・・。
連載が終わった時には、散々コメントで書きまくったので改めてファンレターに書く事が何もなくなってしまい私の計画はパアとなったのです(笑)

投稿: まり | 2007年3月16日 (金) 21時44分

1週間後ですか!ステキな表紙ですね、愉しみにしてます、早く読みたいです☆

投稿: epika | 2007年3月16日 (金) 22時14分

とうとう発売ですね!
表紙、小さい画像ながらもセンスの良さが窺えます。
「ジャケ買い」という行為が現実にある以上、表紙に凝るにこした事は無いですものね。
早く手にとってこの表紙を眺めてみたいものです。そして中身も……。

投稿: 小太郎 | 2007年3月17日 (土) 00時06分

> りりこさん
「男前」ですか? ありがとうございます! たしかに「男前」という表現はいいですね。なにかこう、ニュートラルな感じですし。でもやっぱあの程度の「微笑」レベルがいいですよねぇ?

> まりさん
「冥王星」という語は僕も前から好きで、このブログにもちょっと書きましたが、いつかタイトルに使いたいというこだわりを持っていました。やっとかないました。
ところで、ファンレターについて、まりさんがそんな計画をお持ちだったとは(笑)。でも結果としては、連載ページでもスタメンとして大活躍してくださって助かりましたよ。ファンレターも送ってくださるならもちろん大歓迎ですけど、こうしてネット上で知り合いみたいな感じになってしまった人からあらためてファンレターをいただくって、変な感じですね……。

> epikaさん
ありがとうございます。配本は20日の予定なんですが、関西方面にいつごろ届くのかはちょっとわからず、あえて「1週間」と書きました。たぶん、22、23日頃には間違いなく書店に並ぶだろうとは思うのですが……。

> 小太郎さん
僕のように、名前で売れる要素が非常に弱い作家にとって、表紙のよしあしは死活問題みたいなところがあります(笑)。この表紙は本当に気に入っているし、少しでも多くの人に手に取ってほしいですね。

投稿: 平山瑞穂 | 2007年3月17日 (土) 14時38分

ところで『コメンター』について平山さんのお返事を読んだ後に気になって調べたんです。
あの時点で私は『コメンテイター』だとワイドショーであれこれ意見を述べたり批評したりする人というイメージが強いので、ブログにコメントする人を勝手に『コメンター』と呼び、そういう造語を作ったつもりでした。

でも英和辞書(Progressive と Readerの二冊)によると、commentator は『注釈者、解説者、実況放送アナウンサー』とあり、commenter はcomment という動詞にerをつけた形になり、実在したのです!
意見を述べる人、解説する人、批評(論評)する人というところでしょうか。
全く造語でもなんでもなかったですね(汗)

投稿: | 2007年3月20日 (火) 16時29分

ほんとだ! 僕も今、研究社の英和中辞典で調べてみました。そっちでは"=commentator"となってますが、動詞としての"comment"自体はたしかに「1.注釈を書く、説明する、2.論評する、意見を言う」となってます。いや、でも僕はまったく香さんの意図どおりに造語として受け取ってました。いやー。
ちょっと違いますが、「アルバイター」みたいなもんですね。あれはドイツ語で「労働」を意味する"Arbeit"が、学生の間での一種の諧謔として「時給労働」の意味で使われだしたのが定着し、そこから和製英語的に派生した語なわけですが、実は本家ドイツ語でも「労働者」は"Arbeiter"(アルバイター)なのだという。

ああ、いかん。ついまた言語ネタを……(笑)。

投稿: 平山瑞穂 | 2007年3月21日 (水) 00時45分

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