« 鼎談は「ていだん」と読む | トップページ | よいまずさ »

2007年5月12日 (土)

不動産屋とのバトル

 最近、土日になるときまって、不動産屋からの電話がかかってくる。たぶん平日も日中はかかってきているのだろう。会社はたぶん毎回違うのだろうが、「○○不動産と申します」という第一声を聞くとその瞬間に電話を切りたくなる。用件はどこも判で押したように同じ、「1DKのマンションを資産運用目的で買わないか」という誘いだ。住んでいるところの近隣に、再開発でマンションがボコボコ建ったらしい。

 興味がないのですぐに断るのだが、彼らは一様にきわめて執拗で、なかなか解放してくれない。これでも昔よりは、そうした勧誘を断るのが上手になったのだが、培ってきたそのスキルが通用しないのだ。

「いやすみません、そういうの、考えてないんで……」
「これまで考えておられなかったのを、これを機会にお考えいただくってことで!」

「すいませんが、今ちょっとたてこんでるので、これで失礼しま……」
「たてこんでおられないときならよろしいでしょうかっ?」

 まさに「ああ言えばこう言う」、本当に、どう言って電話を切ったらいいのか。今日の人も、「興味ないんで」と僕が10回くらい言っても引き下がらず、しまいには「いやもうほんとカンベンしてくださいよ!」と怒気を帯びた声で言ったらやっと「そうですか」と言って解放してくれたのだ。

 いっそ相手の返事を待たずに一方的にガチャンと切ってしまえばいいのかもしれないが、なんだか人としてそれはやりたくない。それに、こっちがちょっときつい口調で断ったりすると逆ギレする人もたまにいて、その人の放った捨てぜりふのせいでその後半日気分が悪かったりするので、できることなら、紳士的に、しかし決然と、その気がないことを知らせ、それをわかった上で引き下がってほしいと思うのだ。

 彼らの苦労もわかる。彼らにはそれが仕事なのだろうし、ノルマとかもあるのだろう。だから、電話をかけてくるなとは言わない。しかし、引き際は迅速に見極めてほしい。長引けば長引くほど、おたがいにとって不愉快になるだけではないか。それとも、「こいつは脈がある、押せば落ちる」と相手に思わせてしまうなにかが僕の側にあるのだろうか。

|

« 鼎談は「ていだん」と読む | トップページ | よいまずさ »

コメント

はじめまして平山さん、紳士的になんて言っている場合では無いのです。テレアポに関して以前聞いた話によると、彼らは通話時間を記録していて、長ければ長いほど「脈あり」ということになり、執拗に掛かってくるのです。出来るだけ早期に「興味ないので失礼します」と言って受話器を置くべきですよ。

投稿: nora | 2007年5月13日 (日) 00時43分

はじめまして(というか、3月ごろ1度コメントをくださったnoraさんとは別の人でしょうか?)
しかし、そうなんですか。それじゃ僕なんて狙われてしまいますね。なんだかんだ言って1分間くらいはつかまってたりしますし。では、次回からもっと断固たる態度で臨みます。

投稿: 平山瑞穂 | 2007年5月13日 (日) 02時32分

こんばんは~。

スゴいところだと、切った後に「どうして話も聞かずに切るんだ!」と留守電に吹き込んできたりしますよ。以前、あんまり脅迫じみているので、どこかに相談しようかとそれを録音して取っておいたことがありました。

ところで、かける側からすると、「ご本人(この場合は"ご主人"であるセンセイ)がはっきり断る」のはとてもよいことです。無料の資料&サンプル請求してくださった方にお電話をかける仕事をしていたことがありますが、何度も何度もサンプル請求をしてくる方にお電話をさしあげるといつも留守(居留守)ということもあるんですよ。すると、かける側としては規定どおりに「ご本人不在」というしるしをつけ、またかけなおすことになってしまうのです……。

ところで、全然関係ないのですが、簡単な鶏肉料理を2品ご紹介します。

☆ゴーヤのバンバンジー(2~3人前)。
[主な材料]鳥ささみ2~3本、ゴーヤ1本、市販のバンバンジーのもと、塩・砂糖各小さじ2。
[作り方]
1)ささみの筋を切ってゆでる。冷ましておく。
2)ゴーヤを縦に割り、種とワタを取り除き、薄く塩を振る。水2カップを沸騰させて塩・砂糖を各小さじ2加え、ゴーヤをゆでる。水気をしっかり切る。
3)冷ましたささみを手で食べやすい大きさにちぎる。
4)皿にゴーヤ、鶏肉を盛り付け、バンバンジーのもとをかける。

☆鶏肉のねぎ味噌焼き山椒風味(2人前)。
[主な材料]鶏もも肉200グラム、みそ15グラム、ネギ20グラム、粉山椒。
[作り方]
1)鶏肉に塩小さじ1/5、酒中さじ1を振る。
2)みそに砂糖中さじ1、あらいみじん切りネギ、粉山椒少々を混ぜ、肉の身のほうに塗る。
3)両面焼きグリルかトースターで約12分焼き、切る。

どちらもとても簡単においしくできます。
ゴーヤは、縦半分に切って、スプーンでなるべく白いところ(種とワタ)を取るのが苦味をなくするコツです。よかったらお試しあれ♪

投稿: ダレカ | 2007年5月13日 (日) 02時33分

おはようございまーす。
最近、そうゆうセールスの電話、たしかに多いですよね。
わたしは、けっこうはっきり、『興味ないのですみませんー』とか『お母さんがいないのでわかりませんから』といって
あっさり切っちゃうんですが、
お母さんは、お母さんでちょっと老人風に
ゆっくりした、しゃべり方にして
『すみませんが、若い人がいないし
耳がきこえなにくいので、何いっているのか
わからないんですよ、すみませんねー』といって
あっさり電話をきってました。(笑
平山さんは、きっとすごく心が優しいんだろうなぁって思ってます。
仕事をしているから、なおさら相手の気持ちになって
嫌な思いをさせないように優しさを示しているというか。
わたしも、見習わないといけないなぁ・・・と
思いました。(^-^)

投稿: 果歩 | 2007年5月13日 (日) 05時46分

私は個人的に「テレアポ撲滅キャンペーン」を展開中でして、相手の声にかぶせてでも「全く興味がないので失礼します」と静かにかつ速やかに受話器を置くことにしています。テレアポなんていう非効率で時代遅れな営業はやっても仕方ないナ、と全ての企業が思ってくれるよう念を送りつつ。

だって考えてみて下さい。短い人生、1瞬たりとも無駄にして良いわけはありません。コチラはコチラでやりたい事、やるべき事を山ほど抱えて取捨択一しながら時間をやりくりしてるわけですし、電話をかけてきた人だって、1銭にもなりえない相手と話すだけ時間と労力の無駄ってものです。

けどダレカさんの書かれてた逆切れ留守録はおっかないですねえ。きっとそのアポインターも次々と電話をぶち切られてイライラしてたんでしょうけど……ほらやっぱりテレアポなんて百害あって2,3利程度のものなんですよ、きっと。

投稿: dahlia | 2007年5月13日 (日) 07時47分

”住むための”マンション購入勧誘だと「今住んでいるところを買ったばかりなのです」といいますと、割とあっさり諦めてくれます。電話帳には名前を載せていないから私の名前を知らないだろうし、相手はのべつ幕なしに電話をかけているのだから、どうせ嘘はわからないだろうし。
でも”資産運用のため”だとそういう断り方は出来ませんねー。「お金がない。毎日の生活が苦しいので助けてください。」といっても駄目ですかね(笑)。

私は会社へのセールス電話の方にいつも頭を悩まされます。その”執拗さ”を何度も体験しているのですよ。
確かに昔よりあしらい方はうまくなりましたが、”あーいえばこーゆー”人がたまにいますね。ほんとうに「両方にとって無利益だ」と何でわからないんですかね(怒)!
私はあまりしつこいと、たまに怒り心頭に達して、本当に話の途中でガチャンと受話器を置いてしまいます。はは。ただ、個人宅の場合は報復が怖いですね。

今でも覚えている悲しい、嫌な記憶があります。
6,7年前のことですが、会社に掛かってきた英会話の勧誘でした。勧誘の女性は最初、かなり事務的口調でしたが、おそらく断られ続けて、もしかしたら私にかけてくる直前にひどい断られ方をされて、かなりテンパっていたのだと思います。私が”丁寧に”「既に英会話に通っておりますので・・・」というと「あんた、本当に話せるのかよっ」と突然言い放ってガチャンと電話を切ったのです。
私はすごくショックを受けて、その日一日どころか、数日経っても思い出すとすごく後味が悪くて、このように今でも忘れることができません。たぶん「自分が英語が上手ではない」という核心を衝かれたこともあるとは思いますが。

投稿: | 2007年5月13日 (日) 12時09分

> ダレカさん
しかしそれは、本人が自分の意志でサンプルを請求しているわけですからねぇ。そんなの、企業側としては、「関心がある人の名簿」が欲しいからしていることに決まってるじゃないですか。もらえるものだけもらってトンズラとは、なんとあつかましい……(と、つい企業側の視点になってしまいました・笑)。
レシピありがとうございます。最近マンネリ気味なので、これでちょっとバリエーションが増えますね。

> 果歩さん
お母さんのその「耳が遠い老人のフリして撃退」、笑えますね。一度やってみたいですね。「え? あー、はいはい、そりゃどうもわざわざ。えぇえぇ、ほんとにありがとうございますごめんください」とか言って(笑)。ただ、見極めが難しいんですよ、最初の瞬間は。「そうですかー」とあっさり引き下がってくれる人もいるじゃないですか。そういう人にはやはり紳士的にふるまいたいなーとか思ったりするので。

> dahliaさん
たしかに、非効率ですよね、営業手法として。僕が会社経営者なら絶対違う方法を選ぶと思います。今、これだけ情報チャンネルが多様化している中で、電話一本で潜在需要を掘り起こすなんて並大抵のことじゃないし、まして「言いくるめてその気にさせてしまう(ウンザリさせてあきらめさせてしまう)」なんて詐欺と紙一重のところがあるし。ところで、「百害あって2,3利程度」っていいですね(笑)。ちゃんと効果測定したらそれを裏づける結果が出そうです(利がゼロではない、という意味で)。

> 香さん
僕も、「資産運用」云々でなければ、「マンション買ったばっかりなんで」のひと言で撃退できるんですけどねぇ。
それにしても、その英会話の勧誘はムカつきますね。もちろん、香さんが実際に英語が得意かどうかなんてことは、むこうの知ったことではないわけですから、そこで傷つく必要はないわけですが、そういう言い方をされた時点で傷つくじゃないですか、こっちだって人の子なんだし。僕でもやっぱり、その後も何度も思い出してイヤな気持ちになると思いますよ、それは。
まあ、おそらく、香さんが想像しているとおりの状況で、とばっちりを食らったみたいなもんなんでしょうけど、知ったことじゃないですよね。だいたい、職場にテレアポしてくるってどういう了見なんでしょうか。そこからして非常識ですよ。

投稿: 平山瑞穂 | 2007年5月13日 (日) 18時50分

こんばんわ。
勧誘の電話は、本当にしつこくて嫌になりますよね。
いくら断っても、聞く耳持たずというか。
私は、比較的家にいる時間が長く、電話番なんです。わりと両親の知り合いからの電話が多いので、電話が鳴るたび緊張します。
(少し苦手、なんですよね)
失礼があっちゃいけないって。
でも、そういう時に限って、勧誘。日に何件か来ると、神経が疲れます。
断るのって必要ないんだから当然ですよね?でも、罪悪感みたいな気持ちになります。
まるで相手にしない、こっちが悪いみたいな。
でも、平山さん!
心を鬼にしてでもきっぱり、切り上げるべきです。時間の無駄ですもん。
ましてや、平山さんはご多忙なのですから。
確かに、後味悪いかもしれませんが、切りがありませんよ。
まぁ、お優しいところが平山さんテイスト、なのかもしれません。そういうのも私のツボです(笑)
これからは私と一緒に「心を鬼にして」を合言葉に、撃退していきましょう。

投稿: 榊 | 2007年5月13日 (日) 22時54分

電話のセールス、わずらわしいですね。
うちにも時々かかってきます、が、私の応対がぶっきらぼうなせいか、「おうちの方いらっしゃいます?」と聞かれます。私が子供っぽい声で「今いないんですけど~」と返すとすぐ切ってくれます(笑)。これって女性の特権なのかな。。。

投稿: nao | 2007年5月13日 (日) 22時57分

> 榊さん
そうなんですよ、本来不要なはずの罪悪感を感じてしまうことがままあり……。しかしまさにそこにつけこんでしつこく言ってくる人などもいるわけですからね。ほんと、土日なんてかきいれどきなんだから一分でもムダにしたくないんですけどね。心を鬼に……頑張ります!

> naoさん
ああ、僕の声ではまかりまちがっても子どもだと思ってもらえないです。つうか、地声が低いもので、実際よりも年寄りに思われることもあるほどで。ってことは、やっぱ、「耳が遠い老人になりすまし作戦」の方が実現性が高そうですね(笑)。
しかしたしかに、女性だと電話でいくつなのかまったくわからない人がときどきいますね。小学生くらいかと思ったら実は30代のママだったとか……。

投稿: 平山瑞穂 | 2007年5月13日 (日) 23時55分

私のセールス電話撃退法は、種類が何でも全部同じ。

不動産の勧誘なら、
「夫が不動産関係なもので」。
新聞の勧誘なら
「父が別の新聞社に勤めているので」。
投資の勧誘なら
「兄が××証券におりますので」。
すべて、身内がその業界いるから、
絶対にアナタの所では買わない!というと
だいたいあっさり引き下がってくれます。

投稿: | 2007年5月14日 (月) 11時38分

自営業してると、もう毎日かかってきます
・融資(ノンバンク)
・電話回線
・電話機
・先物取引(穀物、金属等)
・人材派遣
などなど。
基本「間に合ってます」ですが、やはり執拗に食い下がるものもあります。
そのときは、受話器を静かに置きます。
年に何回かは、すぐかけ直してくるバカもいますが、また静かに置きますw

イライラしてるときは、憂さ晴らしで相手することもありますが、、、

投稿: ノンシュガーHTB | 2007年5月14日 (月) 18時43分


>静かに置く
は、「受話器を静かに放置」です

投稿: | 2007年5月14日 (月) 18時46分

セールスの電話は営業時間内(せいぜい8時頃まで)しかかかってこないのでその間にかかってくる電話は番号を確認してすべて出ません。セールスならまだいいのですがヘタに出て、巧妙な詐欺まがいの電話だったらこわいですから。

それよりもむかつくのは生命保険です。発病前はあんなにしつこく勧誘してきたのに、発病して入院して保険金が下りた時点で新たに保険は入れないし、不思議な事に他者からも一切勧誘がこなくなりました。逆に寂しいぐらいです。ブラックリストに載ったのかな?糖尿病だとその人の名義?で家のローンも組めないとかなんとか。資産運営という事は「キャッシュ」で購入になるのでしょうか?もしローンだったら「糖尿病でインスリン打っている」といったらすぐに退散するかもしれません。(その後どの不動産関係からも連絡が途絶えるかも)。

投稿: まり | 2007年5月14日 (月) 20時53分

> 11時38分の名無しさん
なるほど、「身内が業界関係者作戦」ですね。しかしとっさの嘘が超ヘタクソな僕には難易度が高いですねぇ、その手法は(笑)。電話を取って、その手を思い出したときにはもう不自然な間が生じてしまっていそうです。熟練が必要ですね。

> ノンシュガーHTBさん
ははー、自営業の方には、ひそかにそんな苦労もおありなのですね。ちなみに「受話器を静かに放置」というのは、切らずにほっといて相手があきらめて切るのを待つ、ということですよね。なるほど。それだったら少なくとも相手をせずに済むし、こっちから一方的に通話を終えることによる罪悪感も感じずに済みますね。今度ためしてみます。

> まりさん
保険会社は、たしかに僕もムカついたことがあります。電話でしつこく勧誘されたので、「あの僕、糖尿病なんで、新規加入とか考えづらいんですよ」と言った途端何も言わずに切りやがってあの野郎超ムカつく! 殺していい? いいよね?(※セルフパロディです)
しかしローン組めないってほんとですか? ひどい話ですね。僕なんかどうするんでしょう、もし新規でローン組みたい場合。収入が不安定な作家でなおかつ糖尿、絶望的ですね。よっぽど売れないと……。
つうかだったら売れてやる。 ケッ、あとでほえ面かきやがれ!(今日はなんだか攻撃的な僕です・笑)

投稿: 平山瑞穂 | 2007年5月14日 (月) 22時11分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/181870/15048432

この記事へのトラックバック一覧です: 不動産屋とのバトル:

« 鼎談は「ていだん」と読む | トップページ | よいまずさ »