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2007年6月17日 (日)

角度は気にしない

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 高名な交響楽団やソリストやオペラ歌手などが共演する国際的な音楽フェスティバルを野外会場で観賞している間に、マイクが手に手に渡されて僕のところまだ来て、いきなりセックス・ピストルズの"God Save the Queen"を歌わされるハメになり、「いや、歌詞ソラで覚えてないし!」と慌てふためいていたら、高いところに設置されている巨大スクリーンにカラオケ画面が表示され、とにかくどうにか形になるように歌えばいいのだろうと思うのだが、テロップで流れているのは僕が知っているのとまったく違うバージョンで、結局ほとんど歌えず、会場も白けきっている。

 という、最悪な夢を見た。目が覚めてから最初に感じたのは尿意だったのだが、その時点での僕はまだ夢の余韻を引きずっていて、「今、立ってトイレに行ったら、観客全員が一斉にいじわるな目でその僕を見守るだろうから、少ししてほとぼりが冷めてからにしよう」と考えていた。ああ、夢でよかった。どうしてあんな夢を見たのだろうか。

 クーニャンはやっと、僕の膝の上で丸くなっておとなしく眠ることを覚えた。今もそうしている。しかしまだ彼女の中では、甘えることとジャレることが明確に区別されてはいないらしく、自分の体力ゲージが高めのときには、甘えながらいつしかジャレている。

 困るのが、肩によじ登りたがることだ。ときどき、猫を肩に乗せて散歩している人を見かけて、うらやましいなぁと思っていたが、実際にやられるとかなり痛い。まだ仔猫だから、力の入れ具合などに慣れていないこともあるのだろう。ここ数日の僕は、肩や首筋にも生傷が絶えない状態だ。おまけに肩に乗ると、クーニャンはその上を歩き回り、そのうち耳を舐めたり、甘噛みしたりしはじめる。これがもう、堪え難いほどくすぐったい。

 大きくなっても、なんら抵抗なく「肩乗り」をしてくれる猫になってほしいという願いと、痛いからやめさせようとする思いとの間で、引き裂かれている。どうすべきなのだろうか。

 こっちが仕事に集中したいときなどは、肩に乗ろうとしてもすぐに膝の上に戻してしまうのだが、クーニャンは何度でも再試行しようとする。しかし、それをやっている間に急に眠くなってしまうこともあるようだ。画像は、僕の肩の上に飛び乗ろうとしている最中に不意に力尽き、そのままウトウトしはじめたところ。ややわかりづらいが、手前の白っぽい部分は僕のシャツで、クーニャンの向こう側にある肌色っぽい部分は僕の左手だ。かなりの急傾斜であるにもかかわず、僕のおなかに寄りかかって眠ってしまう。さすが仔猫だ。

 というより、この猫が細かいことを気にしない性格だからなのだろうか。

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コメント

すごい!ほとんど垂直状態で寝てるのですね。かわいいなぁ。それと今気がついたのですが、クーニャンの右手って”白”ではなく”クリーム色”なんですね。不思議。 
それにしても、肩乗り猫。うーん、ジレンマですね。でも、子猫の時はでぱなっしの爪も、確か大人になると引っ込むのですよね?まあ、それが一年後というのでしたら、平山さんは一年間も生傷に耐えなきゃいけないわけですが・・。

夢はまさに平山さんの謙虚さが現れ出ているのではないでしょうか。プロの作家になり、一応昔、尊敬していた人々と同じ土俵にいることは自覚してる。でも、そういうことに恐れおののいている自分。
私なんか、ずうずうしく、よく芸能人と友達だったりするのですよ。夢の中で。キムタクは友達だったし、先日は堤真一が旦那でした。はっはっは。

投稿: | 2007年6月17日 (日) 23時51分

動物の寝姿って、どうしてこんなに可愛いんでしょうね。わたしも一度、猫ちゃんと暮らしてみたいものです。

投稿: ダレカ | 2007年6月18日 (月) 00時16分

> 香さん
おお、ナイス夢分析! いや、たぶんおおかたそんなところなのでしょうね。ココセレブインタビューのプレゼントへの応募が、今もってここの常連さんたちの2名しかいないこととか(あ、香さんも、ご応募ありがとうございます!)も含めて、「自分なんて……」と思ってるところもあったりして。まあ、それは今に始まったことじゃないし、気にせず頑張りますけどね!
それと、そうそう、クーニャンの白っぽい部分は、だいたいクリーム色なんですよ。でも、クリーム色の猫って見たことないですよね? どういう遺伝子なのかなぁ。

> ダレカさん
ジャンガリアン・ハムスターと一緒に飼うのは、絶対に無理ですね(笑)。
しかしほんとに、どんな動物も、寝姿は無防備きわまりなくて、愛くるしいですよね。人間のオッサンでさえ、眠ってる姿はどこか憎めないところが……。

投稿: 平山瑞穂 | 2007年6月18日 (月) 02時51分

お久しぶりです。
馬鹿パソの反乱でブログが拝見できませんでした。
いつの間にか、平山家の家族が増えてる!しかも可愛い!!クーニャン最高ー!
仔猫はまだ、爪の出し入れがうまくいかないので、叱らないで下さいね(当然か)。
我が家の猫は11歳になるのに、肩に爪を食い込ませて登る(泣)
これからもばしばし、愛猫激写して下さい。
楽しみにしております。

投稿: 榊 | 2007年6月18日 (月) 22時11分

爪の出し入れは、そうですね、いずれ覚えると思うので、怒りはしませんが、実際問題、痛いですよね。手が痛いのは無為の頃から普通にあったことで慣れているのですが、肩や首筋は初めてのことなので、ほんとに痛くて……。
しかし、11歳の猫なら体重もそこそこありますよね? その猫が爪を立てて登ったら、その痛さは想像してあまりあります……。

投稿: 平山瑞穂 | 2007年6月19日 (火) 01時24分

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