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2007年7月 5日 (木)

物ごころ

Qn_bm

 あまり猫ネタばかりに偏るのもどうかと思いつつ、仔猫のうちからさまざまな生態をここに書き留めておけば、貴重な成長の記録にもなっていいのではないかと思い直した。というのは、言い訳がましく聞こえるだろうか。まあ、半分は言い訳だ。

 トロいと思っていたクーニャンだが、ここ1週間ほどで、僕か妻のどちらかが帰ってくると時をおかず一目散に駆け寄ってきてお出迎えすることを覚えた。逆に朝、出かけるときは、以前ならなにかオモチャで遊ぶのに熱中していて、僕らが出て行くことにも気づいていない様子だったが、やはりここ1週間ほどの間に、僕か妻のどちらかがカバンを持って玄関に向かうと、「キーキー」鳴いて足もとにまとわりつくようになった。

 それどころか、僕らがドアを開けると、一緒に出て行こうとする。それを掴んで家の中に放り込むようにして、やっと出勤できるのだ。その応用編なのか、今日、僕が帰宅してドアを開けたら、ドアのすぐそばで待ち伏せしていたらしく、一瞬で外に出ていってしまった(なんとなくそうなる予感があったので、すかさず手を伸ばして捕獲したので事無きを得た)。少しは知恵もついてきたということだ。

 夜、僕らが就寝した後はどうしているかというと、最初の頃は、どこか別のところで勝手に寝ているか、そうでなければ寝ようとしている僕や妻の手や足をかじったりして、遊ぶことを要求していた。しかしここ数日は、おとなしく僕と妻の間に横たわっている。僕がなかなか寝つけなくて水を飲みに行ったりすると、ついてきてそばにちょこんと座っているが、僕がまたベッドに戻ると、クーニャンも同じ位置に戻って横になる。

 本来、夜行性の猫も、人間と一緒に暮らしていると、生活様式が人間に似通ってくるものだが、クーニャンにもすでにその萌芽が見られる。しかも、故・無為はただ、「夜、二人が寝ている間は、自分も寝室でおとなしくしている」という習慣を守っていただけである節があるが、クーニャンの場合は、そのまま実際にぐっすり眠り込んでしまうこともあるようだ。

 あまりに静かなので逆に心配になって、そっと撫でてみると、そのうち微妙に目を覚ましてゴロゴロいいはじめる。しかし概して眠りは深いようで、よく明け方などに僕が寝返りを打つと、いつのまにか僕の背中にぴったりくっつい寝ていたらしいクーニャンを押しつぶしそうになる。その「ぐにゃ」という感触に驚いて僕の方は目を覚ましてしまうのだが、クーニャンはまったく気づかずに眠り呆けている。

 だんだん(猫としての)物ごころがついてきたのはいいが、とにかく細かいことを気にしないというか、豪快というかズボラというか……。その大ざっぱさが命取りにならなければいいのだが。

 そして、少しばかり(猫としての)物ごころがついたとは言っても、クーニャンはやはり、猫というよりは犬かネズミかクモザルにより近いような気がする。

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コメント

毎日、猫ネタでもいいっす!

投稿: lelele | 2007年7月 6日 (金) 05時03分

こんにちはー!
くーにゃん、きりっとした瞳がいいですね!
やはり、ネコは機敏なかんじがします。
するりと人の間をくぐりぬけるのが
似合うというか。
ネコって、夜行性なんですね。知らなかったです!
犬もなのかなぁ。。。うちの犬は、すごく良く眠る犬で
一日中寝ています。4歳だから、人間でいうと30才くらいなのかなぁ。。。
働きざかりだと思うの、こんなことでいいのか?犬!!といいたくなります。(笑
くーにゃんのほうが、やはり、若いなぁ。。。(当たり前ですよね。)

投稿: 果歩 | 2007年7月 6日 (金) 17時01分

> leleleさん
そうですか? ではこれといったネタがないときはクーニャンネタで埋める方向で(笑)。

> 果歩さん
機敏、と言えば聞こえはいいですけど、もうイタズラ盛りで弱り切ってますよ、あちこち散らかされてしまうので掃除の負担も倍増ですし(笑)。
犬はたぶん夜行性ではないと思いますよ。しかしその若さで1日中寝ているというのは……。手がかからなくていいとも言えますけどね。

投稿: 平山瑞穂 | 2007年7月 7日 (土) 19時48分

クモザル!!
何かに酷似してると・・・。今夜はゆっくり眠れそうです。

投稿: りりこ | 2007年7月 8日 (日) 01時21分

そうなんです、クモザルなんですよ。特に手の肘から先と脚の膝から先がばかにひょろ長くて、おまけに色がこんななので……。

投稿: 平山瑞穂 | 2007年7月 8日 (日) 18時42分

クモザルとネコのハーフ。くーにゃんは最先端行ってますね! かな?

投稿: りりこ | 2007年7月 8日 (日) 21時06分

あのニャンコのお見送りには、毎日心が痛みませんか?でも帰宅時のお出迎えはすごく嬉しいですよね。
私も前の結婚生活で飼っていた猫達のことを(違う意味で)心を痛めながら思い出してます・・・。
うちのマンションは、リビングと玄関の廊下がガラス戸で仕切られていたので、猫達はそのガラス戸越しに私たちのことをよく眺めていました。(玄関から出て行く心配がなくてよかったですよ)
一匹で飼っていたとき、すごく切ない顔をして見送っていたので後ろ髪ひかれる思いでしたが、半年後にもう一匹飼い始めた途端にお見送りはなくなりました(^^;)
お出迎えは、「早くご飯くれ~」という意味で、もちろんありましたよ(笑)。

クーニャンが”トロかった”のは、やはり赤ちゃん猫だったからみたいですね。成長が楽しみです。

投稿: | 2007年7月 9日 (月) 23時19分

いやー、心、痛みますよ。ドアを閉める瞬間に、「なんで?」とでも言わんばかりの顔でこっちを見ているクーニャン……。しかしそのガラス戸越しってのもせつないですねぇ。そういう意味では、猫仲間がいた方がいいのだろうし、クーニャンは故・無為と違って気難しい猫ではないので、別の猫を連れてきても仲良くなれそうですけどね、今のところ、そういう気分にはなれないかなぁ。

でもクーニャンが「トロい」という印象は、お出迎えが遅かったことだけにあるわけでもないので、やはり少々トロいことにはちがいなさそうです(笑)。

投稿: 平山瑞穂 | 2007年7月10日 (火) 01時04分

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