光陰矢の如し
なんだか眠気のせいで手がブレてピンボケているが、『魅機ちゃん』第4話が掲載された「IKKI」12月号。もう1ヶ月経ってしまったのか。早すぎ。
表紙を飾るのは相原コージ氏と竹熊健太郎氏。今月から、「サルまん2.0」が新連載だ。大学生後半から社会人初期にかけて、僕にとっていろんな意味でのバイブルだったあの「サルまん」の続編と、自分の連載小説が今や同じ誌面に載っていると考えると、非常に感慨深いものがある。
阿部潤さんのキュートな(そして最近はなんだかエロい)イラストつきとはいえ、はたしてコミック誌に掲載されている小説というものがいったいどれだけの読者に読まれているものか、はなはだ心もとないところもあるが、この連載は本当に、心の底から楽しんでやっている。無事に最後まで漕ぎ着けられればいいのだが。
ちなみに、現在「IKKI」に連載中のマンガの中で、見本誌が届くと真っ先に読むほど好きなのは、青野春秋さんの『俺はまだ本気出してないだけ』である。42歳にしてフリーターをしながらプロの漫画家を目指しているどうしようもないオッサンの話なのだが、これがもう、おもしろくておもしろくて(そしてちょっとだけせつなくもある)。だいたい、このタイトルが秀逸だ。「俺はまだ本気出してないだけ」。これがすべてを物語っている。
ところで今日、ジュンク堂池袋本店に寄って、久々に『株式会社ハピネス計画』にサインをしてきた(15冊ほど)。喫茶コーナーに置いてある赤ワインは、あいかわらずうまかった。
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