80年代のトラウマ
1973年生まれの友人が、よく僕をからかって、「平山さんは80年代にいまだに囚われている」と言う。たしかに僕は、1981年に中学に入学し、大学3年生のときに1990年を迎えたという意味で、ティーンエイジがすっぽり80年代に収まっているコアな世代である。かといって80年代に囚われているという自覚もないのだが、カラオケでだれかがレベッカとかを歌っているのを聴いたりすると、「カッコいいな」と思ったりする。当時は興味がなかった、というよりむしろ毛嫌いしていたのだが、今聴くと「これはこれでカッコよかったのだな」と思う。それがまた、アレンジから何から、ものすごく80年代的なフォーマットに貫かれていて、「そうそう、そこでギターソロ! そうそうこのピュンピュンいうキーボード! そうそう、ここのスネアは電子ドラムの“ズクバーン!”じゃないとね!」と「期待どおり」で嬉しくなってしまう。ということは、当時、それを避けて通っていたつもりでも、実は僕は「80年代的なるもの」の洗礼をしっかり受けていて、今になってそれがトラウマのようにぶり返している、ということなのかもしれない。
ということを湯上がりに急に思いついたので書き留めておく。
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