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2008年3月30日 (日)

プレミア価格の理由

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 幻冬舎のPR誌「ポンツーン」4月号。僕のエッセイが掲載されているので、ご興味があれば……という記事を書こうとしていたら、原価200円のこれが1,000円でヤフオクに出品されていて驚いた。「PR誌であり、流通の限られた雑誌のため、地域によっては入手困難」とのこと。ははぁ、そういうもんなんですか……。

 今日は仕事をしたので疲れた。いや、原則として仕事をしない日はないのだが、ないはずなのだが、なんだか久しぶりに仕事をした気がする。ああそういえば、先週の土日などは、最近の10巻分ほど大人買いした『アゴなしゲンとオレ物語』を貪り読んだりしていたので、実際ろくに仕事をしていなかったわけだな。

 脳が凝っている。脳の凝りをほぐす電気的マッサージ機を発明した人に僕はノーベル電気的脳マッサージ賞をあげたい。

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2008年3月28日 (金)

わかるよジョン

 ああもう。

  When I was younger so much younger than today
  I never needed anybody's help in any way

 という、ジョン・レノンの書いた歌詞が、much younger than today だった頃にはさっぱりわからなかったのに、今は骨身に沁みてよくわかるよ。

 でもわかるからといって、対処のしかたまでわかってるわけではないのだ。

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2008年3月26日 (水)

サインとワイン

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 阿部潤さんとのコラボによる僕の小説『魅機ちゃん』連載第9回が掲載された小学館「IKKI」5月号と、それを踏みつけるクー。

『魅機ちゃん』、今回はかなりエロいです。クライマックスへ向けてのイントロ部分なんだけど。

 ジュンク堂池袋本店で『プロトコル』10数冊にサインしてきました。喫茶コーナーのワインも頂いてきました。サインとワインは常にセットです。席に着くなり、「赤ですか白ですか?」と訊いてもらえます。赤をお願いします。

 

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2008年3月18日 (火)

『プロトコル』発売

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 僕の6作目の長編小説『プロトコル』が、実業之日本社より、本日、配本になった。明日・明後日あたりで全国に行き渡るのではないかと思われる。ちなみに画像の中で寝かされている方は、やはり実業之日本社から同時発売のアンソロジー『Re-born はじまりの一歩』。伊坂幸太郎さん、瀬尾まいこさん、豊島ミホさん、中島京子さん、福田栄一さん、宮下奈都さんとともに、僕も短編をひとつ寄せている(「ジェイ・ノベル」2007年8月号に掲載された『会ったことがない女』)。

『プロトコル』の語り手は、ネット通販大手勤務の26歳女子(メガネ・スーツ着用←萌え?)。僕の「女になりすまし」も板についてきたというか、いっそ快感になってきた感がある。また今回は、僕の言語好き・文字好きな側面がかなり大胆に投入されていると思う。例によってジャンル分けが困難な作品だが、それを言うならそもそも小説にジャンル分けなんて必要なのだろうか。

「私は、必要だと思うわ」
「君がなぜそう思うのか、訊いてみてもいいかな」
「ええ。理由は二つあるの。まず第一に、ジャンル分けされていれば、読者が本を買う前におおむねの見当をつけることができる。これは果たして、とある会社社長が密室で人知れず息を絶っていたことの謎を解く話なのか、それとも白い靴下を履いた女性の足を偏愛する男が、熱帯雨林の中で幻の鰐に追いかけられた挙げ句この世界の絶対的な真理に到達する話なのか、少なくともその程度の見分けがついた方が、読者は安心して財布の口を緩めることができると思うわ」
「オーケー、一つ目の理由はわかった。二つ目は?」
「そうね。何と言えばいいのかしら。たとえば今あなたの目の前に、一羽のアルマジロがいたとする」
「アルマジロは一羽とは言わない。一頭だよ」
「一頭……。どうかしら。私にはむしろ、一匹なのじゃないかって気がするんだけど。つまり、あれはどちらかというと……硬質だわ。あの、体中を覆う鱗の感じ。私の言っている意味、わかる?」
「わかると思う。つまり君は、蜥蜴には蜥蜴の棲み家がある、そう言いたいんだね?」
「そう。蜥蜴には蜥蜴の棲み家がある。雨の夜に聴くコルトレーンが、それにふさわしい部屋を持っているように」
「やれやれ。話が振り出しに戻ってしまった」
 やれやれ。

(以上、村上春樹風)

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2008年3月17日 (月)

ハピネス・フロム・カナダ

 あなたの積立資金のお支払い準備ができました。今すぐ開封してください!

 という封筒がカナダから届いた。♪ラ〜ブレター・フロ〜ム・カッナァ〜ダァ〜。つうかなんにも積み立ててないんですけど。

「おめでとうございます 平山瑞穂様 あなたに素晴らしいお知らせです!」とか言って、なんだか216万円の「小切手発送申込書」とかいうのが同封されている。身に覚えもないのに、216万円を受け取る資格があるらしい。わぁおラッキー!

 やっぱあれかな、『株式会社ハピネス計画』とか書いてたから幸せが舞い込んできたのかな。ツキと幸運を呼ぶご縁の法則ってやつかな。必ず成功する18の法則ってやつ? ここにもあったサクセス・チャンス? 犬のウンコ踏んだら「ウンがついてる」(by石館たいぞう)ってやつ?

 いやしかしつくづく解せないのは、この人たちがいったい僕に何をさせたいか、なのだ。216万円の小切手を発送してもらうには、「手続料金4,500円と送料500円」の計5,000円を送る必要があるらしいのだが、1人あたりたかが5,000円詐取するためにわざわざカナダの私書箱まで使ってこんな仕掛けを設けるだろうか。仮に1万人にこのDMを送ったとして、うち1%の人間がひっかかったとしても、利益は50万円、DMの印刷費と発送費はあきらかにそれを大幅に超えているだろう。大赤字だ。

 そこで「小切手発送申込書」の裏面に、とても読む気が起こらないほど小さい字でびっしりと書いてある注意事項らしきもの(ほとんど意味不明)をつぶさに読んでいくと、ありました、次の1文。

「手続き料金を支払われた方にはもれなく提供者からの特別商品をお送りします。このキャンペーンの商品をお受け取りください。」

 その「特別商品」を、「贈呈します」とはひとことも言っていない。勝手に商品を送りつけてきて、返品しなければ買ったものと見なす「ネガティブ・オプション」ってやつじゃないのか。で、その商品の料金ってのがきっとバカ高いのだ。おそらく、216万なんかじゃとても払えないような。そしてきっと、返品の手続きがどうしても取れないようになっているのだ。そうにちがいない。

 というのはあくまで推測に過ぎないわけですが。どっちみち、幸せなんて労せずして手に入るわけねーだろバーカ(と誰に対して罵っているのか)。

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2008年3月13日 (木)

ぐらせばらなはんがるさいき

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 気持ちの振幅が大きいときに、自分の心情を吐露すべきではないと思うのだ。あられもなさすぎる。今夜以降、こんなしょうもない男が生きながらえるなんて、あられもない。

 あられもない、っていうのは、アレなのかな。「在られもない」ってことなのかな。「ありようもない」というか、「あるべき状態を想定するのも困難」「未来少年コンナン」「未来世紀エヴァンブラジル」ってことなのかな。

 あ、画像は「野性時代」4月号である。僕の連作短編「桃の向こう」シリーズの第4話『約束の聖地』が系酒されている。……違うな、掲載されている、おお、それだ。号だ。そうだ。すらがりがたねあいでれせらびれば、おげまくするあんそれではんながるおしはるとき、てけれるもろがくなはるなら、そなんきだでえいのまがとりしらるのだ。

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