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2008年11月 2日 (日)

消耗の理由、40年越しの快挙

 昨日、DMカンファレンスの会場であり、プレゼンターの宿泊所でもある「ウィルあいち」の最寄り駅に到着した時点で、午後8時半を回っていた。「市役所」という駅名のとおり、公共施設が建ち並んでいるようなところだ。土曜日の夜ともなれば真っ暗で、地図上の起点となる市役所が、まずどの建物なのかがわからない。どれもこれも市役所に見える。

 僕は地図を現実の地形に当てはめるのがものすごく苦手な人間だが、この真っ暗な中、道を間違えたりしたらたいへん困ったことになると思って、ものすごく神経を集中させながら地図を何度も見て、慎重に道を辿っていった。おかげで迷わずに一発で「ウィルあいち」に到着することができたのだが、それでも普通は、復路が問題になる。なぜなら僕は、どこかからどこかへ移動する際、方角とかではなくて、第一に「風景の視覚的記憶」に依存してしまう人間だからだ。同じ道のりでも、反対側から見ただけで、まるで別の道に見えてしまう。だから、初めて来た場所の場合、復路には往路を辿ったのと同じだけの注意力・集中力を必要とするのである。

 ところが、今日の昼、自分の出番を終えて、「ウィルあいち」から最寄り駅「市役所」まで向かうとき、僕はいっさい地図を参照することもなく、驚くほど正確に、駅への道のりを認識し、辿ることができた。いや、もともとたいして難しい道のりではないのだが、往路と復路の向きの違い、また夜と昼とでの見え方の違いという、僕のような人間にとっては普段大きなハードルとなる要素があったことを考えれば、これは快挙と言っていいと思う。

 来るとき、どんだけ集中してたんだ、自分。と思った。そして人は意外と、そういう部分で思いもかけずエネルギーを消耗しているものなのだ。
 

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