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2009年1月 4日 (日)

特定できないその人

 年末に3日ほど風邪で寝込んでしまったので、その分押されて、結局大晦日も元旦も仕事をするハメになった。今月の中旬から月末にかけて〆切が集中している4つの仕事のうちのひとつが、今日、やっと片づいた。あと3つ、粛々とこなしていこう。

 こんなに忙しいのに、どうしてこんなに本が売れないのか。こんなに本が売れないのに、どうしてこんなに忙しいのか。世の中には不思議なことがたくさんある。作家が作家的想像力を巡らせて不思議な話を考え出すまでもない。現実世界の方が、よっぽど摩訶不思議に満ち溢れているのだ。

 ところで、年賀状を受け取るたびに、毎年思っていることがある。僕が年賀状を出している相手の中に、ここ数年、もう向こうからは寄越さず、僕から受け取ったその返事さえ書いてくれなくなってしまっている人が何人かはいるはずだ、と。毎年、漠然とそう感じているし、こっちからだけ一方的に出しつづけるのもばかばかしいので、もう出すのをやめようかと思うのだが、それが誰であるのかを特定するだけの時間的・労力的余裕がない。

 受け取ったものとこちらから送った分のリストを突き合わせればすぐにわかるはずなのだが、そんなめんどくさいことをやる暇があったら、その間にやるべきことは山ほどある。そんなわけで、結局今年も僕はそれを検証することなく、次に年賀状の準備をするシーズンを迎えることになるのだろう。

 ちなみに、前にも言ったが、「突き合わせる」を「つけあわせる」というのはおかしいと思う。野菜じゃないんだから。と僕は言いつづけているのだが、僕1人の力ではいかんともしがたい。わが身の無力さに打ちのめされそうである。

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