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2009年3月31日 (火)

SFマガジン増刊号の色っぽくない女

Kc380029

 SFマガジン5月増刊号「STRANGE FICTION」。僕の短編小説『均衡点』が掲載されており、また111人の作家ガイドの中の1人としても取り上げられている。

 今回の主人公は大学院の言語学研究科の博士課程に在籍する女性だが、またもや色っぽくない女を描いてしまった。そのかわり、思うさま言語ネタを扱わせてもらった。しかし、物語構造としてはむしろ、これまで「SFマガジン」に掲載していただいてきた諸短編に比べ、ストレートなものになっていると思う。担当S氏が、原稿初読時の感想として、「これまで本誌に寄せていただいた作品に比べて、世界観というか世界認識が歪んでおらず、真っ当に面白い小説として読ませていただきました」と述べておられ、ちょっと複雑な気持ちになった。

 ところでこの作品、プロットを考えている段階では、仮に『神の天秤』というタイトルを与えられていた。しかしその後、韓流ドラマに同じタイトルのものがあることが判明し、急遽、考え直したのだった。恐るべし、韓流ドラマ。

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