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2009年6月25日 (木)

息継ぎ

 絶望の縁にあるときでも、人は希望を持つことができる。しかしそんなときに抱く希望に、どれだけの力があるというのか。甘い未来など信じる気持ちにはなれない。幻想の未来はついに幻想のままで終わるのだ。

 ああ、思い切りいじわるがしたい。取り返しがつかないようないじわるなことを言ってみたい。

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2009年6月15日 (月)

そして20年が過ぎた

Kc380001

 実業之日本社の「ジェイ・ノベル」7月号。『プロトコル』外伝として書いている「ハイパー・ブロトコル」シリーズ第2弾、『オズのおまわりさん』が掲載されている。3月号に掲載された『青い草の国へ』と同じく、100枚程度の中編小説の体裁だが、今回は有村ちさとの最初の上司・村瀬瑛子にスポットを当てている。

 瑛子は僕自身とほぼ同世代という設定で、学生時代にバブルを迎えたことになっている。そのバブル期の回想シーンを描きながら、あれからもう20年ほど経ってしまっているのだということにあらためて気づき、少々愕然とさせられた。学生の頃のことなんて、「ちょっと昔のこと」くらいにしか思っていなかったのに。

 ところで、この中編を書くために、小学生以来初めて、映画『オズの魔法使』を観直した。楽曲はどれも素晴らしいのだが、歌詞を淀みなく歌うのはなかなか難しい。早口言葉みたいである。"Follow, follow, follow, follow, follow the yellow brick road!"とか、"Wonderful Wizard of Oz"とか。「ファッロファッロファッロファッロファロザイェロビロー」「ワンダフォウィザロボー」。

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