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2009年11月23日 (月)

easy to die

 こんな過疎ブログで「検索フレーズランキング」も何もないとは思うが、ひと頃から、上位に上がってくる検索フレーズとして、「インスリン致死量」かそれに類したフレーズがしばしば目につくようになっている。いったい誰がなんの目的でそんなことを調べているのだろうか。

 前もって言っておくが、僕は彼らが知りたがっているそのことについて正確な知識はない。しかし、3ml入りのインスリンの注射器が1本あれば、人を死に至らしめるのはかなり簡単だと思う。実際、僕の手元にある注射器には、「劇薬」を意味する「劇」の字が小さく刷り込まれている。

 同時にそれは、もしも僕が自殺をしたくなったら、そのための道具はいつでも手元にあるということを意味している。方法は簡単だ。未使用の注射器の針を腹部に刺し、普段なら食事前になるごとに何十回にも分けて使っているインスリンを一気に3ml注入し、その後何も食べずにいさえすれば、たぶん確実に死ぬことができる。しかも、低血糖になったときの経験から想像するに、さしたる苦痛もないだろう。

 しかし、実際にそういう方法で自らの命を断ったという人の話を、少なくとも僕は聞いたことがない。その方法に気づいていないのか、それとも、インスリンを処方されているような人の中に、自殺願望を抱く人がたまたまいないということなのか。

 まあそれを言うなら僕自身もそうだ。自殺など、悩み多かりし思春期時代以降、ただの一度も考えたことがない。チラリと頭をかすめたことさえない。幸か不幸か、僕の神経はそんなに繊細にできていないのだ。というより、それは歳を重ねるごとにあつかましく頑丈なものになってきているようだ。いっそのこともっともっと、なにごとにも動じないほど図太い神経を持ちたいものだが、些細なことに些細に動じる程度のヤワさは持ち合わせているのが僕の不幸なのかもしれない。

 ちなみに「インスリン致死量」と並んでよく目にするのが、「キャバ歯科」または「キャバクラ歯科」。それと、ずっと前に新宿花園神社の酉の市で観た見世物小屋のことを記事に書いて以来、「小雪大夫」は継続的にこのブログに人を導くワードでありつづけている。ひそかなファンの存在がしのばれる。

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