« 偽憶 | トップページ | 去り行く僕 »

2011年1月10日 (月)

蘆江の(家にあった)煙草盆と猫

101025_001301

 曾祖父・平山蘆江の住んでいた家に遺されていたという煙草盆が、めぐりめぐって僕のところにやって来た。ただし、蘆江自身が使っていたものかどうかはわからない。その確証が得られていないというか、遺族内でも見解が分かれているようで、誰の言い分が正しいのか判断する決め手が僕にはない。それでも、「蘆江の家にあった」という点はまちがいがないので、「蘆江の遺品」だということにさせてもらう。

「煙草盆」という言葉は昔の小説などによく出てくるが、正直、こういうものだとは思っていなかった。もっと小さくてポータブルな感じを勝手に想像していたが、現物はけっこうでかい。上の画像では大きさがよくわからないと思うので、大きさを比較できるものと一緒に写した画像も、参考までに掲げておこう。

101025_001101

 体積で言って、ほぼクーと同じくらいあることがわかるだろう。ちなみに言うと、この下の方の画像はヤラセである。さも、猫が珍奇なものに好奇心を示してにおいを嗅ぎまわっているところのように見えるが、そのように見えることを期待しながらわざわざ隣にクーを配置したのである。

 しかし、それまでは興味を示していなかったのに、目の前に置かれるなり、まんまとにおいを嗅ぎはじめたので、結果として本当に好奇心に駆り立てられているという点に着目すれば、ヤラセではないとも言える。まあ、ドキュメンタリーとかノンフィクションとかいわれるものは、往々にしてそういうものだろう。

|

« 偽憶 | トップページ | 去り行く僕 »