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2011年2月 7日 (月)

陽だまりに溶ける

 よく晴れた冬の日の窓辺で、猫とひとかたまりになりながら陽だまりに寝転がっていること。これにまさる幸せな時間がほかにあるだろうか。あまりに幸せすぎて、それが絶対に得られない暗黒の生活を反作用的に頭に思い描いてしまわずにはいられなくなる。たとえば、だれかを殺して逃走しつづける生活だとか。

 しかし「幸せなことは長くは続かない」というのは、たぶんそれ自体が神話なのだ。よく考えれば、そんな風に見なさなければならない具体的な根拠が必ずしもあるわけではない。たまたま長く続かなかったときに「やっぱりな」と思うだけで、長く続いているときはそれが長く続いているという自覚さえないのだ。

 だからなるべく、今目の前にある幸せをかけ値なく満喫できるような性格になりたいと思う。「出会った頃はこんな日が来るとは思わずにい」られるような性格でありたいと思う。

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