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2012年11月29日 (木)

a privileged creature

Window

 陽だまりを求めて移動していくクーの、朝イチの出発点。眩しそうに目を細めている顔が、ガラスに映っている。

 クーのこの姿は、朝露に濡れた葉っぱの上で日光を浴びながら、飛翔できるコンディションになるまで体内に熱を蓄積するためただじっとしている甲虫の姿を思わせる。

 しかしクーの場合、そうして陽だまりで熱を溜めたとしても、そのあとにすることといえば、蒲団に潜り込んで暗くなるまでぐうぐう寝ることくらいである。

 そんな風に生きたい、とは、僕は言わない。そんな毎日だったら、退屈で頭がおかしくなってしまうにちがいない。しかしそこでことさらに退屈を感じずにいられる感性こそが、猫という種族に与えられた特権なのだろう。

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