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2013年3月 4日 (月)

why does it matter so much?

 どのジャンルに属するのかということが、そんなに大事だろうか。本を手に取る前なら、まあわからなくもない。私自身はジャンル分けなどハナからいっさい参照していないどころか、オビなどでジャンル性を強く打ち出しているものであればあるほどむしろ敬遠する傾向があるほどだが、ざっくりと自分の好みに沿ったものであるかどうかを探る最初の手がかりとして、どのジャンルに属するのかを確認したくなるその心理は理解できる、ということだ。

 しかし、読んだあとでもなおそれをはっきりさせずにはいられないその心理は、申し訳ないが私にはまったく理解できない。読み終わったあとの最大の関心ごとが、「この本はいったいなんのジャンルに属するのか」ということであるとは、いったいどういうことなのか。もう読んでしまっているのだから、そんなことはどうでもいいのではないだろうか。読み終わったあとに問題になるのは、その本がおもしろかったかどうか、それだけではないのだろうか。 

 ------と、伊豆浜亮平なら言うだろう。僕ではない。伊豆浜亮平がそう言っているのだ。

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